昔に比べると大きく変化を遂げているのが、葬儀・告別式のスタイルではないでしょうか。かつては自宅葬が当たり前でしたが、近年は併設されている会館で執り行われることが増えています。遺族の負担は大幅に軽減されています。
今後もこの傾向は続くことが想定されますし、新規に参入する業者も増えるのではないでしょうか。葬儀の形成が変化をしていることで、お供え物のルールも変わって来ているようです。会館ではお供え物を外部から持ち込むことはダメですし、指定の業者から購入することが規則になっています。
供花はもちろんですが、果物や乾物が定番になっています。値段は一万円前後で、通常の店舗に比べると高額になっています。ただ、煩わしさがないので利便性は高いと言えるのではないでしょうか。設置や撤収も業者が行ってくれるので、依頼した側にとっても安心感があるはずです。
終活ブームが起きていますが、それに合わせてエンディングノートの売り上げが伸びています。死を考えることは後ろ向きなことではありませんし、エンディングノートを活用することで後悔は格段に少なくなるのではないでしょうか。
香典や供花をあらかじめ辞退することも含めて、事前に決めておくことはたくさんあります。弁護士や税理士に相談をするのもお勧めですし、後々のトラブルに発展しないように気を付けておくことです。シンプルな葬儀・告別式プランもありますし、下調べを十分にしておくことがベストではないでしょうか。