葬儀は故人との最期の悲しいお別れの儀式となります。日本ではその儀式が終わって1年間ほどは喪に服すという習慣があるとされます。となるとその儀式の次のお正月時点ではまだその喪に服してることになります。そのお正月では日本ではめでたい習慣の1つとして年賀はがきを出す人が大勢います。
しかし喪に服してるためにこのめでたい光景など見たくないという意思表示をしないと、事情など知らない人もいるのでどんどんその年賀はがきがやってくることになります。その年賀はがきを受け取りたくない、そして自分から出したくないという意思表示の一環として喪中はがきの存在があります。
このはがきには裏面に自分の続柄と名前と年齢を記載し、何月何日に逝った旨の記載をします。それゆえに年賀状の受け取りを辞退すると宣言しておかなければなりません。しかしその喪中はがきはいつでも出せば良いというわけではありません。
規則的にはいつでも自由ではあるけど、例えば2月とか5月ごろ出されても次の年賀状を出すシーズンまでには相当な時間があるため、その間に忘れ去られてしまう可能性もあるからです。しかしだからといって12月を過ぎて出すと今度は遅すぎることになります。
もうすでに書いてしまった出してしまったでは手遅れになるので、年賀状の作成前である11月ごろ到着がベターな時期となります。そのはがきは自分で作成しても良いのですが、それのはがき自体の紙質が硬い場合があります。もし普通のはがきや年賀はがきの紙質に比べて硬いなどした場合、家庭用のプリンターでは印刷しにくい可能性もあるので、状況次第では業者に頼むなどの選択肢も考えておく必要があります。